いけばな梶井宮御流 公式Webサイト | 京都・大原三千院を源とする500年の歴史を持つ流派です

いけばなの道具

稽古始め

稽古始めの段階は基本的な道具の貸出をしている教室もございますが、教室によって事前購入が必要となる場合があります。当流では稽古始めの皆様に、花ばさみなど稽古中に必要な道具を無料にて貸出しております。

花袋

稽古始めの段階から いけた花を持ち帰って頂くための花袋がまず必要となります。1,000円程度から市販されており、肩掛け、手提げになっているタイプがあります。稽古始め当初は容量の小さいもので大丈夫ですが、本稽古になるにつれて花材が増えてきますので、サイズを調整できて両手フリーとなる肩掛けタイプがお勧めです。

花袋,フラワーバック,いけばな

花合羽(はながっぱ)

花を包むシート状のもので、花合羽に包んだ花材を花袋に入れて持ち歩きます。新聞紙でも代用可能ですが、稽古中、花風呂敷として下に敷いて使用することもあります。500円程度で市販されておりますので、花袋と合わせて是非ご購入しておくことをお勧めします。

花合羽,いけばな

本稽古

いける花のスタイル(古典花・現代花)、段階、また流派によって必要になる道具は異なりますが、本稽古が始まる段階で徐々に必要となる代表的な道具をご紹介いたします。

エプロン

稽古中、花の汁や花粉、木の灰汁などで衣服が汚れることがあります。汚れが気になる方はエプロンや前掛け、割烹着などを身につけて稽古頂いてます。大きな作品になると動き回っての作業となり、エプロンのポケットが重宝します。

エプロン,前掛け,いけばな

花ばさみ

高価な花ばさみを購入する必要はありませんが、切れ味の悪い花ばさみは手が痛くなったり、ケガのもととなります。切れ味の良い花ばさみは少ない力で気持ち良く切ることができますので、楽しくいけばなを続けていただく上で重要な道具となります。段階が進むにつれ太い茎枝を切ることが多くなってきますので、講師に相談するなどご自身の段階に応じてお選びください。

花ばさみ,ハサミ,花鋏,いけばな

水差し

ジョウロなどでも代用できますが、大きな器を使用する際に水を入れ替えるのに何回も汲み出しが必要になります。大型の作品の場合に灯油を汲み出すポンプを代用することもありますが、写真のような専用の水替えポンプとバケツを使用すれば、いけた花材に触れることなくスムーズに水の出し入れができます。水の入れ替え作業は長く花を楽しむ上では欠かせません。1,500円程度で市販されてますので、こまめに作業するためにも便利な道具を使いこなしてみてはいかがでしょうか。

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霧吹き

花材の種類や環境に依りますが、いけばなは根を切ってしまうため、花材は水の吸収が悪くなってしまいます。そのため花材の乾燥を防ぐため、葉の裏側を中心に霧吹きで水を噴霧して対策を講じることがあります。市販されている霧吹きでも代用はできるのですが、水滴が付いてしまうと痛む要因となる場合があります。自然の霧に近い極力キメの細かな霧吹きが理想です。

霧吹き,いけばな

ワイヤー

細い花茎に添木等で補強するときに結びつけたり、枝や茎をまとめて固定するのに使用します。様々なカラー、太さが市販されてますので、花材の表面色に合わせるなどいける花のスタイルに合わせて選んでみてください。

ワイヤー,いけばな

のこぎり

花ばさみでは切れない太さの枝切りや古典花で細工を施す際に使用します。枝打ち用の折込式がコンパクトで便利です。切れ味が悪くなっても目立てをしてもらうことで、長く切れ味を維持することができます。切断面が粗いと痛みの原因になりますので、切れ味は維持するよう心掛けましょう。

のこぎり,いけばな

ボウル

水切りをする際に使用します。比較的深手の両手が入るボウル状のものであればご家庭のものでも代用できます。より長く美しく飾っておくためにも、水揚げ法の中でも実践しやすい 水切りは、ご自宅でいける際も是非実践してください。

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花留(はなどめ)

花材を器に固定するための花留めは、流派、スタイルによっていろいろな形状・使い方があります。花留は流派毎の違いがわかりやすい部分でもあります。多流派の投入花や生花の作品が集まる華展などで水際を見比べていただくと興味深いかもしれません。

剣山(盛花)

花留の代表格とも言えるのが剣山です。挿し込んだ花を支える為、鉛など重い素材で作られているので、見た目以上の重量感があります。丸型や角形の剣山、足付きの剣山など様々な形状があり、また大きさもたくさんの種類があります。当流では現代花コースの稽古初めから使用しております。稽古でいけた花材をご自宅でいけ直す際には必要になりますので、比較的早い段階で必要になる道具の一つです。

剣山

花留(投入花)

流派によって形状・使用方法は異なりますが、投入花では底の深い器を使っていける時に十字・I字・Y字などに加工した枝を器に組み込みます。これにより花材により動きをつけることができるようになります。

込み(生花)

当流では古典花で写真のような「筏込み(いかだごみ) 」と呼ばれる木材を器毎に寸法を合わせてあつらえたものを使用しております。筏込みを使用することで、作品の水際はより美しく見せることができます。盛花で使用する剣山のようなもので、Y字の形状の又込みなど流派によっていろいろな形状があります。

コミ
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外部リンク

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